「クシュン!」
我が家のペキニーズRinは、頻繁にくしゃみをします。
油断していると、くしゃみにともなう鼻汁をかけられることもしばしば…。
そんなRinのくしゃみですが、あまりにも頻度が高いため、こんな心配をしてしまいました。
「もしかしたら花粉症かも…?」
私自身が花粉症を患っているため、花粉症の辛さは身にしみています。
そのため、今回は【犬も花粉症になるのか】、また【辛い季節を乗り切る対策】について紹介していきます!
犬も花粉症になる?
花粉症は、スギやブタクサなどの花粉に対して、免疫が過剰反応をしてしまうアレルギー疾患です。
現在は、人間と同じように、犬も花粉症になることがわかっています。
アレルギーの有無は、【IgE検査(血液検査)】という環境アレルゲンの検査で調べることができます。
※同じく血液検査である【リンパ球反応検査】は食物アレルゲン検査
人間とは違う、犬の花粉症の症状
人間の花粉症の症状は、
- 鼻(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)
- 目(かゆみ、涙、充血)
などになります。
犬にも、同じような症状が出る可能性があります。
しかし、犬の場合より顕著に、花粉症の症状は皮膚に出てきます。
花粉症によって、皮膚に発疹や赤みが出るため、その部分を舐めたり、搔きむしったりしてしまいます。
特に、指先や耳、目の周りなどに発症するケースが多くなります。
辛い季節を乗り切る3つの【花粉症対策】
犬の花粉症対策は、基本的に人間が実施している対策と同じになります。
つまり、【花粉と接触しないこと】が重要です。
花粉の飛散が多い日や時間帯は、散歩を避ける
気温が高い、風が強い、雨の日の翌日などの、花粉の飛散量が多い日の散歩を控えることで、花粉との接触を減らすことができます。
しかし、愛犬によっては散歩に行かないことがストレスになってしまう可能性があります。
そんな場合は、一日の中でも飛散量が多いとされる、お昼前後や日没前後を避けて散歩に行く方法があります。
家の中に花粉を持ち込まない
散歩から帰ったあと、しっかりと愛犬の足や体を拭いて、家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。
小まめにブラッシングをすることも、花粉を取り除く効果が期待できます。
また、散歩中は花粉防止素材で作られたウェアを着せることで、より花粉の付着を減らせるかもしれません。
入念な掃除と空気清浄機
どんなに気を付けていても、家の中に花粉が紛れ込んでしまう可能性はあります。
そのため、入念な掃除をして、家に入り込んだ花粉を除去するようにしましょう。
さらに、空気清浄機を設置することで、より花粉を減らすことができます。
人間と同じく、犬にもステロイド剤や抗ヒスタミン剤は有効とされています。
しかし、免疫の低下などの副作用が起きる可能性があるため、必ず獣医の指示の下で愛犬に与えるようにして下さい。
まとめ
春は桜や菜の花、秋は紅葉…。
気温もちょうどよく、散歩するにはもってこいの季節です。
愛犬が花粉症の場合、せっかくの散歩シーズンを十分に楽しめないかもしれません。
しかし、花粉症対策をしっかりとすることで、花粉症の季節でも、愛犬との散歩が快適になる可能性が高まります。
愛犬との暮らしを充実させるため、花粉対策に取り組みましょう!
あまりにもくしゃみが多いRinの様子をまとめた動画を、YouTubeにアップしました!
ぜひ、こちらもご覧ください!
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