我が家で一番の早起きは、愛犬のペキニーズRinです。
Rinの朝は、ベランダで自分の街をパトロール(?)することから始まります。
よく見ると、このときの姿勢は【伏せ】になっています。
この【伏せ】が、【おすわり】や【待て】と同じように“重要なしつけ”になることはご存じでしょうか?
なぜなら、【伏せ】を教えることは、愛犬にとっても、飼い主にとってもメリットがたくさんあるからです。
今回は、重要なしつけである【伏せ】の“メリット”と“教え方”について紹介していきます!
伏せを教えることのメリット
【伏せ】は、前足を伸ばして、腹ばい状態の姿勢になります。
まずは、伏せを教えることでどんなメリットがあるのか、ご紹介します。
愛犬の負担が軽減
【立ち状態】より、【おすわり】の方が楽な姿勢になります。
その【おすわり】よりも、さらに楽な姿勢が【伏せ】になります。
そのため、伏せを教えると、【待て】をしているときなどの負担を減らせます。
また、愛犬にとって、伏せはリラックスしやすい姿勢でもあります。
ドッグカフェや動物病院などの愛犬が興奮しやすい場所でも、伏せができることで、リラックスしやすくなることが期待できます。
愛犬の思いがけない行動の制御
【伏せ】は、【立ち状態】や【おすわり】よりも突発的な動きがしにくい姿勢です。
そのため、伏せを教えることで、愛犬の思いがけない行動を制御することができます。
愛犬との信頼関係を構築
伏せに限らず、愛犬とのトレーニング全般にいえることですが、愛犬と一緒にトレーニングをすることで、“信頼関係”を築くことができます。
伏せの教え方
重要なしつけである【伏せ】ですが、【おすわり】や【待て】よりも教えるのが難しいしつけ、といわれることがあります。
そんな伏せをどうやって教えればいいのか、紹介します。
①【おすわり】の姿勢をとらせる
屋外のような“周りが気になる環境”だと、愛犬がトレーニングに集中できないかもしれません。
そのため、自宅など“愛犬が落ち着ける場所”でトレーニングを行うようにしましょう。
②目の前におやつを握った手を持っていく
おやつが愛犬にとって魅力的ではないと、トレーニングがうまくいかない場合があります。
おやつは、愛犬が大好きなものを選びましょう。
③「伏せ」と言いながら、おやつを握った手を下げて、伏せの姿勢に誘導する
愛犬が誘導されやすいように、手をゆっくりと下げましょう。
また、同時に“手を下げるジェスチャー”をすることで、愛犬が“伏せのコマンド”を理解しやすくなる可能性があります。
④伏せの姿勢になったら、すぐに褒めておやつを与える
最初は“伏せの姿勢”にならないかもしれません。
その場合は、少し頭を下げただけでも、おやつを与えるようにしましょう。
伏せに限らず、愛犬のトレーニングは時間がかかり、根気よく続けることが必要になります。
焦らず、じっくりと取り組んでいきましょう!
まとめ
【おすわり】や【待て】と同じように重要なしつけである【伏せ】。
そんな伏せは、愛犬と飼い主の双方にメリットがあるしつけになります。
しかし、教えるのが難しいしつけのため、愛犬がマスターするまでじっくりとトレーニングをする必要があります。
きちんと【伏せ】を教えて、愛犬が安全にリラックスできるようにしましょう!
我が家の愛犬ペキニーズRinが8歳にして、初めて“伏せトレーニング”に挑戦しました!
Rinが一生懸命に伏せの練習をしているところを、ぜひご覧ください!
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