「無性にお蕎麦が食べたい…」
こんな気持ちになることはありませんか?
うどんやラーメンと同じように、お蕎麦も大好きな私は時々こんな気持ちになります。
そんなときは、家でお蕎麦を茹でたり、外に食べに行ったりすることで、自分の欲求に応えることにしています。
先日、埼玉県上尾市で「愛犬とテラス席でお蕎麦を食べることができるお店」を発見しました!
老舗の酒造メーカー「北西酒造」と一品料理の「東蔵」のコラボによって開業されたお蕎麦屋さんです。
愛犬Rinと訪れましたが、お料理が美味しく、雰囲気の良いテラス席だったので、また行きたいお店になりました。
※ぜひ、YouTubeでご覧ください!
ただし、あくまでお蕎麦屋さんのため、Rinが食べることができる料理がないので、Rinには我慢してもらうことになりました。
私達が食べているのを、じっと見ている愛犬Rinを見てふと思いました。
「そもそも、お蕎麦って犬が食べることができるのか?」
もし、食べることが可能であれば、Rinも「お蕎麦デビュー」することができるかもしれません。
今回は、愛犬にお蕎麦を食べさせることができるのか、もし食べさせる場合はどんなことに注意すればいいのか、について調べてみます!
お蕎麦とは
蕎麦の実の花粉が、9000年以上前の遺跡から発見されているため、古くから人間が食べていた可能性がある食材です。
また、広く世界中で食べられている食材でもあります。
日本の歴史では、797年に編纂された『続日本紀』に初めて蕎麦の名前が登場します。
当初は、蕎麦の実を「お粥」にして食べていたようです。
その後、蕎麦粉に加工されて、「蕎麦がき」や「蕎麦もち」が作られるようになっていきました。
さらに時代が進んで、江戸時代に「蕎麦切り」と呼ばれる麺の形状になったとされています。
愛犬がお蕎麦を食べて大丈夫なのか?
お蕎麦を愛犬が食べても、基本的に問題はありません。
しかし、与えるときに注意しなければならないことがあります。
愛犬にお蕎麦を与えるときの注意点
アレルギー
「蕎麦アレルギー」を発症する人が多いため、蕎麦は「特定原材料」として、表示を義務付けられています。
犬も蕎麦アレルギーを発症する可能性があるため、まず少量を食べさせて、問題ないか確認する必要があります。
与えすぎない
愛犬のメインのゴハンはドッグフードになります。
美味しそうに食べるからと、与えすぎてしまうと肝心のドッグフードを食べなくなってしまうことがあります。
お蕎麦は主食ではなく、あくまでオヤツとして与えるようにしましょう。
味付けをしない
濃い味付けにしてしまうと、薄味のドッグフードを食べなくなってしまう恐れがあります。
また、塩分過多になってしまうと、余分な塩分の排出のため、腎臓などに負担をかけることになります。
ネギの混入
人間がお蕎麦を食べるときに、ネギを薬味として使うことがありますが、愛犬の分に混入しないように注意して下さい。
下記の理由で、ネギは愛犬にとって有害になります。
- ネギには、「有機チオ硫酸化合物」が含まれる。
- 有機チオ硫酸化合物が、犬の「ヘモグロビン」を酸化させる。
- その結果、「溶結性貧血」に陥り、最悪の場合、死に至る。
お蕎麦を食べるメリット
与えるときに注意が必要ですが、お蕎麦は多くの栄養素が含まれる優秀な食材でもあります。
ルチン
ポリフェノールの一種で、毛細血管を強化させる働きがあります。
リジン
必須アミノ酸の一種で、疲労回復や肝機能の向上が期待できます。
ビタミンB1・B2
炭水化物の代謝を促進させる効果があります。
まとめ
遥か昔から、形を変えて食べられ続けてきたお蕎麦。
「ルチン」や「リジン」などの優秀な栄養素を多く含み、愛犬と一緒に楽しんで食べることができる食材になります。
ただし、アレルギーや味付けなど、注意しなければいけない点もあります。
我が家では、愛犬のRinに「年越しそば」を作ってみました。
作っている様子を真剣な眼差しで見つめるRin。
いつも食べている鶏肉で味付けました!
「お蕎麦デビュー」でしたが、美味しそうに食べてくれました!
今回の様子をYouTubeでアップしています。
ぜひ、こちらもご覧ください!
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