先日、ペキニーズのイベントに行ってきました!
会場中、どこを見てもペキ・ペキ・ペキ、まさしくペキニーズまみれ天国の楽しいイベントでした。
たくさんのかわいいペキニーズに会うことができましたが、ふと疑問に思ったことがありました。
「ペキニーズの毛色の種類って何種類くらいあるんだろう?」
今回は、ペキニーズの毛色の種類や、途中で毛色が変わっていく理由、注意しないといけない毛色の変化、などをご紹介します!
ペキニーズの毛色の種類
血統証明書を発行する一般社団法人ジャパンケンネルクラブ(JKC)によると、ペキニーズの毛色の種類は以下のようになります。
あらゆる色とマーキングが許容され、同じ評価とされる。ただし、アルビノとレバーは除く。パーティ・カラーの場合は均等に分布していること。
つまり、先天的に色素を作ることができないアルビノや、ダックスフントなどに見られるレバーを除いたすべての毛色が認められています。
そのため、様々な毛色のペキニーズが存在しますが、今回は代表的なペキニーズの毛色を紹介します。
ホワイト
我が家の愛犬Rinもホワイトペキニーズです!
ブラック
眉の部分に茶色い毛が生えている場合、「ブラックタン」と呼ばれます。
フォーン
金色に近い毛に、黒い差し毛が入っています。
顔まわりに黒い毛が集中した場合は、「ブラックマスク」と呼ばれます。
※写真はフォーン&ホワイト
レッド
似た色にブラウンがありますが、レッドはより赤みが強い毛色になります。
フォーンと同じく、顔まわりに黒い毛が集まる「ブラックマスク」の場合もあります。
パーティ
白ベースに1色、もしくは2色の班が入った毛色です。
クリーム
全体的に淡い黄色になっている場合が多いですが、部分的に色が入っていることもあります。
毛色が決まる仕組み
毛色は遺伝子によって決まります。
そして、10種類以上の毛色に影響を与える遺伝子が存在します。
親からどの遺伝子を受け継ぐかによって、毛を発色させる2種類のメラニン色素の量が変わり、毛色が決まっていきます。
2種類のメラニン色素
・ユーメラニン 褐色~黒色
・フェオメラニン 黄色~赤色
また、同じ毛色の両親から、違う毛色の子が生まれることもあります。
それは、エンドウ豆の実験で有名な「メンデルの法則」が犬の毛色の遺伝法則にも適応されるためです。
途中で毛色が変わる理由と注意するポイント
我が家の愛犬Rinも、来た当初は真っ白でしたが、ちょっとクリームっぽい色が入ってきました。
犬は多くの理由で、毛色が変化していきます。
加齢
加齢にともない、メラニン色素のバランスが変わることで、毛色が変わっていきます。
極端な例をあげると、ヨークシャーテリアは、「一生に七度、色が変わる」、「生涯、色が変わり続ける」などと言われています。
血統書は生まれたときの毛色が掲載されています。
また、人間と同じように、犬も老化によって白髪が生えてくるようになります。
換毛期
ペキニーズのようなダブルコートの犬種は、年に2回の換毛によって、毛色が変わることがあります。
タンパク質不足
メラニン色素を作るタンパク質が不足することで、毛色が変化してしまう可能性があります。
また、タンパク質は毛を作る働きもあるため、不足すると毛自体のツヤもなくなってしまうことも考えられます。
その場合、獣医に相談し、フードの変更を検討する必要があるかもしれません。
病気
老化によって毛が白くなる場合、通常は顔まわりから始まり、その後、背中に徐々に広がっていきます。
そのため、顔まわり以外の毛が白くなった場合は、注意が必要です。
フケやできものはないか、毛の発育が悪くなっていないか、などを確認し、獣医に相談することをおすすめします。
まとめ
ホワイト、ブラック、フォーン、レッド、クリームなど、豊富な毛色があるペキニーズ。
どの色も特徴があり、個性豊かで魅力的な犬種です。
そして、毛色は年月とともに変わっていきますが、その変化も楽しんでいきたいと思います。
我が家のRinも血統書上は「ホワイト」ですが、現在は色が入ってクリームっぽくなっています。
しかし、中には注意しなければいけない毛色の変化も存在します。
色だけでなく、ツヤやハリ、皮膚の状態などを日頃からチェックして、愛犬がずっと健康でいられるようにしていきましょう!
我が家のRinの毛色について動画にまとめてみました。
ぜひ、こちらもご覧ください!
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